小劇場シーンのトップランナーである大人気劇団「ナイロン100℃」を主宰するKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)が、にわかに音楽活動に力を入れている。1983年に立ち上げ、たまなどのヒット作を出し、その後休止していたナゴムレコードを、ムーンライダーズの鈴木慶一とともに再開。レーベル創設30周年のイベントを12月に新宿ロフトにて4回にわたり超満員で繰り広げた。その意中を尋ねてみた。
鈴木慶一との新ユニット
――なぜインディーズレーベルの草分けであるナゴムレーベル復活を今、やろうということになったのですか?
「鈴木慶一さんとNo Lie-Senseというユニットを始めたのがキッカケです。それを出すのに自分たちのレーベルが良いと。2人とも自動車免許を持っていないんで、ノーライセンスという名前にしました。僕は嫁さん(女優の緒川たまきさん)の運転で車にのっているんです」
――No Lie-Senseのアルバム「First Suicide Note」は、今時珍しいナンセンス風味の詞曲ですね。