「慶一さんとは、したまちコメディ映画祭でご一緒したり、ギャグについての意見が合うんです。今どき、そういうバンドってないじゃない? だから挑戦してみようかな?と」
――今回の30周年ライブにも大槻ケンヂ、田口トモロヲ、石野卓球、ピエール瀧、カーネーションなど、そうそうたるナゴム出身者が参加しています。それだけのメンバーを輩出できたのはなぜなんでしょう?
「彼らの音が面白かったから形にしたかっただけです。巷に面白い音が埋もれてしまうのがもったいないと思った」
自身のライブアルバムも
――でもKERAさんは自分で伝票を切ったり、レコード店に手持ちで卸しにいったり、自主制作レーベルは大変じゃないですか?
「大変なんだけど、やっぱり楽しかったんですよ。みんな人間が面白かったんです。二千何百万円も支払いがたまった時期があった。でも何とも思わなかった。そのままなら大変なことになったはずだったけど、『たま』がイカ天に出演してグランドキングになって奇跡的になんとかなった。最初500枚しかプレスしなかったんだけど、イカ天で勝った後、すぐに2万枚プレスをして、売り切れました」