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【来年度予算案】経済再生へ アベノミクス正念場 過去最大95兆8823億円 (2/4ページ)

2013.12.25 06:30

経済財政諮問会議であいさつする安倍晋三(しんぞう)首相(左)=2013年12月24日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

経済財政諮問会議であいさつする安倍晋三(しんぞう)首相(左)=2013年12月24日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】

  • 2014年度一般会計(総額95兆8823億円)=2013年12月24日現在、※四捨五入のため歳入の合計は100%にならない
  • 国債発行残高の推移(2004年度末~2014年度)=2013年12月24日現在

 公共事業費は5兆9685億円。特別会計からの移管分を除いても微増となった。防衛費は2.8%増の4兆8848億円。予算を重点化するため設けた「優先課題推進枠」は1兆9000億円を確保し、企業向けの補助金などを盛り込んだ。

 自治体に配分する地方交付税は16兆8855億円(一般会計の支出は16兆1424億円)と2年連続の減額で、交付税への上乗せ分も13年度より約4割減らす。東日本大震災の復興予算を管理する復興特別会計は3兆6464億円。

 歳入では、税収が6兆9050億円増えた。うち消費税率引き上げによる増収は4兆5350億円。政策経費の赤字額は13年度より5兆2000億円縮小し、中期財政計画の収支改善目標を達成する。ただ新規国債発行額は41兆2500億円と依然高水準で、14年度末の国債発行残高は約780兆円に達し、財政は厳しさを増す。

 ≪消費増税でも財政再建遠く≫

 安倍政権が初めて本格的に手掛けた2014年度予算案は、アベノミクスによる景気回復を維持するためデフレ脱却、企業優遇を前面に押し出した。だが、消費税増税などで13年度当初から税収は約7兆円増えたものの、歳出も膨らみ、借金である国債発行額の削減は思うように進まず、先進国最悪の財政状況にもかかわらず財政再建への道は険しいままだ。

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