米国でクリスマスの12月25日未明に白血病のため息を引き取った8歳の少女のことが大きく報じられ、人々を悲しませている。余命いくばくもないと診断された少女の最後の願いをかなえようと、ネットを通じて約1万人が自宅前に集まり、クリスマスキャロル(聖歌)を合唱。大ファンだった人気歌手のテイラー・スウィフトさん(24)ともテレビ電話で話すことができた。奇跡は起きなかったが、家族は「世界中の人々から受けた愛、優しさ、祈り、支援のすべてを永遠に感謝します」と、ネットを通じて世界にメッセージを送った。
「余命は1週間」
「心が張り裂けそうです。私たちの小さな天使は天国でキラキラした翼をもらいました。家族や友達に見守られながら午前3時10分、自宅のベッドで息を引き取りました」
少女の家族が25日、交流サイトのフェイスブックにこう書き込むと、米CNNテレビ(電子版)などのメディアは一斉にその死を伝えた。