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中国宅配業界が抱える問題点 有毒化学品で死亡事件、乱暴な積み卸し (4/4ページ)

2013.12.27 10:50

中国の主要都市

中国の主要都市【拡大】

 近年、中国の宅配業界は急激に拡大しており、従業員の管理、指導が徹底されているとは言い難いようだ。依頼された荷物をすべてチェックし切れるか疑問視する声も挙がっている。また、宅配業界関係者は中国紙、新京報に対し、「乱暴な荷物の積み卸しが、最もよく見られる破損の原因になっている」と指摘している。

 事実、北京市内でも道路脇で荷物の集荷や配達作業をする姿をしばしば見かける配達員は、「割れ物」か否かなど荷物の中身を確認することなく、路上に放り投げていることも多い。

 このような状態だから、配達されたガラス製品やプラスチック製品が破損しているケースは珍しくない。すでに今年3月に、乱暴な積み卸しを禁止する「宅配便市場管理規則」が発布されているにもかかわらずだ。

 中国では今後もインターネット通販の利用者の増加とともに、宅配サービスの需要も拡大するとみられる。

 しかし、北京に事務所を置く日本の大手宅配業者関係者は「出す人がウソをいってしまえば日本でも起きうる事件だ」とした上で、「宅配業をサービス業と思っていない従業員が多すぎる」と、中国の宅配業界が抱える問題点を指摘した。(中国総局 川越一(かわごえ・はじめ)/SANKEI EXPRESS

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