ソチで車両登録されていない車や許可証のない車の入域は禁止される。武器や弾薬、毒物の販売も禁止され、ソチを訪れる外国人やロシア人は、滞在先などの情報を当局へ届け出ることが義務付けられる。
警察官だけでソチの人口の約1割弱に当たる約3万7000人がロシア全土から動員され、これ以外にも軍や連邦保安局(FSB)などが警戒に当たる。
「観戦者パスポート」
五輪会場や駅、空港に入るためには、金属探知機の通過が必要で、所持品検査も実施。五輪の競技観戦にはチケットのほか「観戦者パスポート」の取得が必須で、入手のためには五輪組織委員会に名前や写真の情報を電子申請する必要がある。
当初は1月7日からソチでの集会やデモを全面禁止とする計画だったが、プーチン大統領は治安機関などの同意のもとで容認する大統領令に署名した。方針の変更はロシアの人権状況を批判する欧米に配慮した可能性がある。
ロシアが昨年(2013年)制定した同性愛宣伝禁止法に対しては欧米各国からの批判が強く、ドイツのガウク大統領や米国のオバマ大統領らが2月7日の五輪開会式欠席を発表した。残り1カ月でプーチン政権は複数の課題を抱えた形となっている。(共同/SANKEI EXPRESS)