一方、出馬を検討している細川氏は脱原発を主張しており、原発ゼロの立場を取る小泉純一郎元首相(72)に支援を取り付けたい意向とされる。知名度の高い首相経験者2人が連携すれば、選挙戦の台風の目になる可能性が高い。
年初に「逆打診」
細川氏周辺によると、細川氏は今年に入ってジャーナリストの池上彰氏(63)と会談し、出馬を打診したが、池上氏は逆に「細川氏が出た方がよい」などと立候補を促したという。細川氏らは「池上氏が最適の候補者だ」として、引き続き出馬を要請している。
細川氏が出馬する場合は無所属で臨む意向のため、民主党が出馬を打診したものの固辞。小泉氏の対応や他候補の動きを見極めながら、来週にも最終判断するとみられる。
≪小泉氏焦点 細川氏と脱原発連携?≫
東京都知事選で、小泉元首相の動向が焦点になってきた。出馬を検討する細川元首相が「脱原発」を主張する小泉氏との連携を視野に入れているからだ。人気の高い小泉氏が細川氏の支援に回れば、舛添(ますぞえ)元厚生労働相の対抗馬として選挙戦の行方は一気に様変わりする。民主党も「脱原発」が野党結集の軸になるとみて、舛添氏ではなく細川氏支援に傾いている。