民主党は、2012年12月の衆院選、13年の都議選と参院選で3連敗しており、細川氏支援で「低迷する党の反転攻勢に出られる」(幹部)と分析した。細川氏擁立を模索していた海江田万里(かいえだ・ばんり)代表(64)や、細川氏が率いた日本(にほん)新党出身の国会議員が押し切った格好だ。
菅直人(かん・なおと)元首相(67)は9日、自身のブログで細川氏の動きを歓迎し、「細川氏の出馬は自民党にとって悪夢だ。立候補を決めれば、原発ゼロを求める都民は細川さんの応援に集中すべきだ」と訴えた。
また、細川氏は「出馬するなら、小泉さんが応援してくれる方がいい」と周囲に漏らしている。民主党は煮え切らない細川氏の背中を押すことで存在感をアピールできる上、小泉氏との連携が実現すれば小泉氏の人気にもあやかることができるとそろばんをはじく。
ただ、党都連からは「小泉氏とスポットライトを浴びたいだけで都政をやられても困る」「脱原発で景気が落ち込む」と冷めた声もあり、一枚岩で対応するのは難しそうだ。(SANKEI EXPRESS)