北米に張り出した寒気=2014年1月7日現在【拡大】
≪白いナイアガラ 凍るオレンジ…≫
北極圏からの強い寒気の流れ込みによってアメリカでは先週から、中西部から北東部にかけて20年ぶりの大寒波に見舞われている。各地で被害が相次いでおり、雪による交通事故や、屋外に出たまま身動きが取れなくなるなどして数日間で少なくとも20人以上が死亡した。
寒波の影響で空の便も大きく乱れ、1月7日だけで約2400便が欠航となったほか、約3000便に遅れが出た。中西部イリノイ州では長距離列車が立ち往生して乗客らが24時間以上も車内に取り残された。さらに路面凍結や道路閉鎖などによって交通網もまひ。休業・休校など各方面に影響が出ている。
米国立測候所によると7日、ニューヨークのセントラルパークでは、1896年以降最低となる氷点下16度を記録。強風のため体感温度はこれを大幅に下回ったという。ニューヨーク市内では6日夜から7日にかけてホームレスの人々の収容施設を特別開放し、計約260人を収容した。