しかし、安倍首相との晩餐会出席の首脳も当初は5人程度とみられていたが、実際は倍以上の首脳が集結した。「日本の首相が来れば首脳は集まる」(外務省幹部)との見立ては当たった。昨年(2013年)横浜で開いたアフリカ開発会議(TICAD)で首相がアフリカ各国の首脳約40人と会談するなど顔の見える関係作りに努めてきた成果でもある。
中国のアフリカ支援は中国人労働者を大量に投入するなど「地元の雇用につながらず、技術移転もない」との批判がある。首相はワタラ氏との共同記者会見で「日本企業が地域の発展に寄与する形で投資を進めるのがベストだ」と述べ、中国との差別化をアピールした。(アビジャン 桑原雄尚/SANKEI EXPRESS)