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【おおすみ衝突】海自艦と衝突 釣り船転覆2人重体 (4/4ページ)

2014.1.16 08:45

衝突した海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(8900トン、艦長・田中久行2等海佐)と釣り船(船長・高森昶さん)の比較=2014年1月15日午前8時ごろ、広島県大竹市の阿多田島沖の瀬戸内海

衝突した海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(8900トン、艦長・田中久行2等海佐)と釣り船(船長・高森昶さん)の比較=2014年1月15日午前8時ごろ、広島県大竹市の阿多田島沖の瀬戸内海【拡大】

  • 海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(8900トン、艦長・田中久行2等海佐)の航路=2014年1月15日

 「大丈夫か」と声を掛ける。つぶやくように「大丈夫」と返ってきた。別の船で来た作業員と3人がかりで引き上げた。体を震わせ、もう言葉が出てこない男性を自衛艦から下りてきたボートに引き渡した。第6管区海上保安本部によると、釣り船の伏田則人さん(67)とみられる。

 中村さんは「助かってほしいという一心じゃった。この辺は航路も広く、見晴らしも良い。こんな大きな事故が起きたことは今までない」と話した。

 重体の船長、高森さんら2人が引き上げられた山口県岩国市の桟橋。近くの通船会社会長、平本照雄さん(66)は「午前8時半すぎに、桟橋を使わせてほしいと連絡を受け、9時15分ごろに巡視艇が着いた。2人は担架で運ばれていて、消防隊員が心臓マッサージをしていた」と話した。

 救助された寺岡さんの妻によると、4人は釣り場で知り合った仲間。「午前7時に集まる」と自宅を出た。正午ごろ「事故があったけど無事」と電話があったという。(SANKEI EXPRESS

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