2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google【拡大】
≪液体の機内持ち込み禁止≫
ロシア各紙によると、ロシア航空当局は、ソチ冬季五輪開催に向けたテロ対策の一環として、ロシアを離陸する旅客機の乗客に対し、常時服用が必要な医薬品を除き、液体を機内に持ち込むことを全面的に禁止した。
過去に液体性爆発物を使用するテロ未遂事件があったことを踏まえた措置。これまでは0.1リットル以下なら、水などの持ち込みが可能だった。
メドベージェフ首相は1月9日、モスクワの主要駅の一つで、ソチ行きの列車が発着するクルスク駅を視察。昨年(2013年)末に南部ボルゴグラードの駅舎やトロリーバス車内で起きた自爆テロなどを受け、テロ対策に万全を期すよう求めた。
一方、ロシア連邦保安局(FSB)は、南部ダゲスタン共和国出身の男3人、女1人の計4人がテロ行為を行うためモスクワ入りしたとして、4人の顔写真を市内各所に掲示し、情報提供を求めている。このうちの1人はボルゴグラードでのテロに関与した疑いがあるとしているが、具体的にどの事件を指しているかは明らかにされていない。