仕事にプライベートとストレスの多い現代社会。自らの心と体を整える手段として、「坐禅」が静かな注目を集めつつある。「坐禅」というと厳しくつらいイメージがあるかもしれないが、本来は心の安定を得るためのもの。初心者向けの坐禅体験講座を開催している「東京禅センター」(東京都世田谷区)で、その魅力とやり方を教えてもらった。いつでもどこでも取り入れられる「坐禅」で、今年一年をスッキリと乗り越えよう。
東京禅センターは、臨済宗妙心寺派が首都圏に禅を紹介するための拠点として2005年に設立された。現在は昼間に行われる坐禅体験のほか、社会人でも通いやすい「夜の坐禅体験」や、カフェダイニングを貸し切っておしゃれな雰囲気で坐禅を楽しむ「ZEN Cafe」など、さまざまな体験会を開催している。
1日1回5分でOK
「お寺ではちょっと敷居が高い…という人に、気軽に坐禅を体験してほしい。禅宗ではあまり坐禅の方法を口で説明しないのですが、ここでは丁寧すぎるほど丁寧に説明しますので、坐禅の基本的な動作を覚えるにはもってこいの場所だと思います」と話すのは、禅センター部員の澤秀道さん(35)。ここ1年ほどで20~30代の若年層を中心に、関心が高まっているのを実感しているという。