裏通りには揚げ物やラーメンなどを売る屋台がにぎやかに陣取り、電気店には日本や韓国の最新家電やスマートフォンが並ぶ。市内には新しいショッピングセンターやおしゃれなカフェなども登場し、無線LANでインターネットに無料でアクセスできた。数年前までは厳しい言論統制が敷かれていた国とは思えず、生き生きとした市民生活からは軍政だったころの面影は見られなかった。
しかし、ヤンゴン中心部でも突然停電に見舞われたり、スコールが降ればあちらこちらの道路で冠水。ホテルも不足気味な上に値段も高く、インターネットの接続環境もよくない。急速な発展にインフラ整備が追いついていないことを実感する。
親日的と言われるミャンマーだが、日本人とわかると話しかけて来る人もいた。通訳業などを行うヤンゴンに住むタンタン・イーさん(41)は、「日本製品は壊れないし人気があります。また、日本企業の進出もあり日本語学校に通う人はかなり増えていますよ」と話す。仏教建築物など東南アジアの豊かな文化を抱えることから、日本からの観光客も近年増加傾向にある。民主化と経済発展を進めるミャンマーの今後にますます注目が集まる。(写真・文:写真報道局 早坂洋祐/SANKEI EXPRESS)