ベラルーシ・首都ミンスク【拡大】
共通するのは、国家や組織のトップの言葉が端(はた)にはどれだけ見え透いた誇張やウソであっても、身内にとっては「絶対的真実」だということだ。そんな組織の存在は政治の世界に限られたことではなかろうが、この党がやはり日本では異質の政党であることを先の党大会が如実に示した。
4年ぶりとなった共産党大会は、昨夏(2013年)の参院選で15年ぶりに「躍進」を果たした余韻冷めやらぬなか、“お祭り”ムードに包まれた。わけても2000年11月の第22回党大会で委員長就任以来、国政選挙で連戦連敗を喫してきた志位氏にとっては晴れ舞台となった。長く煮え湯を飲まされてきた党指導部、党員が小躍りするのも無理はない。
志位氏は18日の党大会後の記者会見で「歴史的な党大会を成功させることができた」と胸を張った。党勢拡大に向け前面に据えたのが、今後の政治地図は自民党と共産党が真っ向から対峙(たいじ)する時代だという「自共対決」なるスローガンだ。党大会での党幹部、代議員らの発言には「自共対決」という言葉が躍りに踊った。