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【Q&A】JR北海道の改竄 「安全軽視」体質変わらず厳重処分 (1/4ページ)

2014.1.27 11:00

【JR北海道の改竄】JR北海道の調査結果・対応/国土交通省の処分・対応=2014年1月26日現在

【JR北海道の改竄】JR北海道の調査結果・対応/国土交通省の処分・対応=2014年1月26日現在【拡大】

 JR北海道はレールの検査数値を改竄(かいざん)していた問題で、75人の社員・役員を処分し、国土交通省も前例のない厳しい行政処分を通知しました。

 Q どんな問題ですか

 A レール間が規定より広がっていたことが保守点検で分かりながら、管理担当者たちが修理せず、測定した数値を書き換えて異常がなかったかのようにごまかしていました。昨年(2013年)9月に函館線で起きた貨物列車の脱線事故をきっかけに、レールの異常放置、改竄が次々発覚しました。

 Q 調査の結果は

 A JR北海道にはレールを管理する保線部署が44ありますが、75%に当たる33部署で改竄が行われていました。保線担当者795人のうち、129人が改竄の経験があると認めました。JR北海道は、脱線事故現場の改竄に関与した社員5人を解雇したほか、野島誠社長ら役員13人の報酬を減額するなど、計75人を処分しました。

本社は長年放置 検査データの管理が甘く、改竄が日常化

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