【JR北海道の改竄】JR北海道の調査結果・対応/国土交通省の処分・対応=2014年1月26日現在【拡大】
道警は昨年(2013年)9月19日に発生した脱線事故の翌日から2日間、現場を実況見分し、JR北海道から資料の提出も受けた。資料には基準値を超えるレール幅の広がりが25ミリと記載されていた。
しかし、実際の広がりは昨年(2013年)6月の時点で39ミリで事故発生の2時間後に書き換えられていたことが判明。ある捜査幹部は「悪質性が上がった」と憤る。JR北海道は脱線事故までに限界値の43ミリを超えていた可能性があるとしており、道警も検証を続ける。
JR北海道は運転ミスを隠すため自動列車停止装置(ATS)を破壊した運転士を刑事告訴する考えを明らかにした。道警は安全軽視体質の解明も進める方針だ。(SANKEI EXPRESS)