米国・首都ワシントン【拡大】
時には「母親のよう」にサリバン補佐官に目をかけるクリントン国務長官の就任で国務省入りし、次席補佐官と包括的な外交政策を立案する政策企画局長を兼任。華麗なる職歴は「30歳半ばにして彼の履歴書には他の人間なら“経歴の白眉”になるような肩書であふれている」(米オンライン紙ミンポスト)と称される。
16年大統領選の最有力候補と目されるクリントン前長官が当選すれば、そのまま外交・安全保障担当の大統領補佐官に任命される可能性が極めて高い人物だ。
オバマ氏も残留を指令
サリバン補佐官はクリントン前長官の退任時に地元ミネソタ州に戻り、連邦下院選出馬なども検討したとされる。
だが、人材流出を懸念したホワイトハウス高官は、サリバン補佐官の引き留めにオバマ大統領を“出馬”させることを画策。オバマ大統領とクリントン前長官に同行した12年11月の東南アジア歴訪で、サリバン補佐官が示した手腕が決定的となり、大統領はサリバン補佐官を政権に残るよう説得させる「直接の指令」と電話攻勢で翻意させたという。