四大陸の優勝で「いいスタートを切れた。1位になれて素直にうれしい」と、自ら最高の再始動の大会を勝ち取った。
2位の小塚崇彦(こづか・たかひこ、24)もSPで出遅れながら、フリーの1位で巻き返し、大会後、現役続行を宣言した。全日本では高橋より順位で上回りながら、国際大会での実績でソチ五輪代表を逃した。「言いたいことはある」と言いながら愚痴はのみ込み、高橋に応援のエールを送った。4回転ジャンプの安定感なら、誰にも負けない。小塚の次、にも期待がかかる。
女子2位の宮原は今季がシニアの初舞台。緊張からか4位のSP後に体調を崩し、食事が喉を通らない状態で迎えたフリーでハイレベルのジャンプを連発し、逆転の銀メダルを奪い取った。15歳。次の五輪もその次も望める若く小さな女王候補にとって、忘れられない大会となったろう。
SPの3位から宮原に逆転を許して表彰台を逃した今井遥(20)もスランプを脱した。可憐な演技に台北の声援も大きく、ソチ後のエース候補がようやく戻ってきたようだ。国際大会の最終滑走で演技した自信を次につないでもらいたい。(EX編集部/撮影:共同、AP/SANKEI EXPRESS)