フランス・首都パリ【拡大】
≪「ディスカウントジャパン」 文化で拡散狙う≫
日本発慰安婦漫画が撤去された「アングレーム国際漫画祭」をめぐり、韓国メディアは1月30日の開幕前に韓国側がパリで予定していた「説明会」が中止になったことを問題視。「日本側が主催者に圧力を加えた」と伝えた。韓国政府も“文化”を外交上の武器とする姿勢を鮮明にしている。
朝鮮日報は「昨年5月に韓国が慰安婦の企画展を提案した直後から、(日本側は)組織的妨害の動きを見せていた」と主張した。
主催者側は日本の展示を認めなかった理由を「強制連行はなかった」とする日本側の漫画が「政治的」なためと説明している。
ただ、聯合ニュースによると韓国の趙允旋(チョ・ユンソン)・女性家族相は漫画祭の開幕にあたり、「人々が親しむ漫画という媒体を通じてこの(慰安婦)問題が広く知られることを希望する」と発言。
趙氏は1月14日にも「人類史と韓国の歴史において二度と慰安婦のような悲劇的被害者が現れないために政府が行っている努力の一環だ」と説明した。朴槿恵(パク・クネ)政権には、漫画祭を政治的パフォーマンスの舞台とし、日本の責任を追及し、韓国政府の姿勢を内外に宣伝する意図がある。