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オーロラを目指す旅(下) 太陽昇らぬ「極夜」の世界 (1/4ページ)

2014.2.5 12:00

極夜が続くノルウェー北部の街、ナルビク。「ヨーロッパ最北の駅」では、鉄鉱石を満載した貨物列車が行き交っていた=2013年12月8日(桐原正道撮影)

極夜が続くノルウェー北部の街、ナルビク。「ヨーロッパ最北の駅」では、鉄鉱石を満載した貨物列車が行き交っていた=2013年12月8日(桐原正道撮影)【拡大】

  • ゆらゆらと揺らめくオーロラ。あまりの光景に夢中でシャッターを切ったノルウェー・ナルビク郊外=2013年12月9日(桐原正道撮影)
  • ノルウェーの北極圏最大の街トロムソ。午後2時でも夜のように暗い=2013年12月10日、ノルウェー・トロムソ(桐原正道撮影)
  • 極夜に映えるトロムソ大聖堂。降りしきる雪のなか、夜空に浮かび上がった=2013年12月10日、ノルウェー・トロムソ(桐原正道撮影)
  • 北極圏を進む沿岸急行船「フッティルーテン」。甲板では北極圏を通過したことを祝う儀式が行われ、海の神「ネプチューン」が乗客の服の中に氷を入れた=2013年12月9日、ノルウェー(桐原正道撮影)
  • ノルウェー・ナルビク、トロムソ

 デンマークの首都コペンハーゲンを起点に、鉄道周遊券「ユーレイルパス」を使って列車を乗り継ぎ、北欧を縦断する旅を体験した。目的はノルウェーでオーロラを見ることだ。

 ノルウェー中部の都市トロンハイムから乗った夜行列車は寒波の影響からか車両トラブルが発生し午前5時前、途中のグロング駅で立ち往生した。前夜から約5時間で進んだ距離は220キロ、目的地のボードーまで500キロ以上も手前だった。

 ここから代行バスや路線バスを4回乗り継ぎ、17時間のバスの旅が始まった。

 代行バスの車内で文句を言う乗客の姿はない。国民性なのだろうか、諦めているのか、日本なら車掌に詰め寄る乗客がいそうなものだ。当の車掌は最後部の座席で目を閉じていた。

 途中のドライブインで積み込んだオープンサンドとホットコーヒーが乗客に配られた。酵母パンにトマトやサラミ、チーズがのっていてとてもおいしかった。車内に設置された温度計に目をやると外気温は氷点下28度を示している。車内は暖房が適度に効いており快適だった。

突然現れた幻想的な光のショー

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