【都知事選】激しい雪のなか、東京都知事選挙最終日に都内各所で街頭演説に立ち熱く訴える主要候補の(左から)宇都宮健児、田母神(たもがみ)俊雄、舛添(ますぞえ)要一、細川護煕(もりひろ)の4氏=2014年2月8日【拡大】
≪白い街 各陣営が最後の熱い訴え≫
大雪に見舞われた東京都知事選の選挙戦最終日。街頭演説には最悪の条件となったが、候補者は寒風で雪が舞う中、熱く訴えた。
【宇都宮健児氏】
宇都宮健児氏は午前10時半、東京都中央区の築地市場近くで街頭演説。黒いダウンジャケット姿でマイクを握り、演説後は市場周辺を練り歩いて支持を呼びかけた。
午後は「悪天候で街頭演説に足を運べない有権者も自宅で訴えを聞けるように」(選対本部)と、予定していた街頭演説のスケジュールを変更してインターネットの生放送番組に出演。ツイッターに寄せられた有権者らからの質問に答える形で、働きやすく暮らしやすいまちづくりや脱原発推進など自身が掲げる政策をアピールした。
「都知事を目指す理由は?」との視聴者からの質問には、「弁護士、日弁連会長として、労働問題や貧困問題に取り組んできた。都知事になれば、今までの活動を発展させることができる」と力強く語った。