【都知事選】激しい雪のなか、東京都知事選挙最終日に都内各所で街頭演説に立ち熱く訴える主要候補の(左から)宇都宮健児、田母神(たもがみ)俊雄、舛添(ますぞえ)要一、細川護煕(もりひろ)の4氏=2014年2月8日【拡大】
選挙戦を通じて数多くの演説をこなし、元厚労相としての実績を強調してきた舛添氏。この日も「厚労相時代に進めてきた社会保障改革を都知事としても続けたい」と拳を振り上げた。
また、国と連携した景気対策などにも取り組むことを約束。最後に「東京五輪を機会に東京を世界一の街にする。それが私の夢、都民の夢、日本国民の夢であり、これの実現のために都政のかじ取りを任せていただきたい」と訴えた。
【細川護煕氏】
元首相の細川護煕(もりひろ)氏は午後3時すぎ、東京・銀座の街頭に姿を現わした。赤い帽子に黒のダウンジャケット姿。厚手の手袋をはめ、完全防備でマイクを握った。大荒れの天候で普段より人通りは少ないものの、道行く有権者は足を止め、細川氏の訴えに耳を傾けた。
選挙戦中盤以降は、五輪や福祉など幅広い政策を訴えるようになった細川氏だが、この日は、ほぼ脱原発に特化した当初のスタイルに戻った。「原発推進勢力は大きい。これを壊していくには大きな力が要る。だが、必ずやり遂げる」と熱く語りかけた。
この日も小泉純一郎氏(72)が応援演説。大勢の聴衆を前にし、「細川さんと一緒に今より良い社会を作らなければならない」と声をからして支持を訴えた。“ダブル元首相”による演説会は約40分続いた。(SANKEI EXPRESS (動画))
【東京都知事選】(届け出順)
ひめじけんじ 61 建物管理業 無新
宇都宮 健児 67 元日弁連会長 無新[共][社]
ドクター・中松 85 発明家 無新
田母神 俊雄 65 元航空幕僚長 無新
鈴木 達夫 73 弁護士 無新
中川 智晴 55 1級建築士 無新
舛添 要一 65 元厚労相 無新
細川 護煕 76 元首相 無新
マック赤坂 65 政治団体代表 諸新
家入 一真 35 起業家 無新
内藤 久遠 57 元派遣社員 無新
金子 博 84 元ホテル経営 無新
五十嵐 政一 82 社団法人役員 無新
酒向 英一 64 元瀬戸市職員 無新
松山 親憲 72 元高校教諭 無新
根上 隆 64 元中野区職員 無新
※年齢は投票日現在の満年齢。四角囲み文字は推薦政党