動物園でキリン殺処分、解体を公開

　デンマークの首都コペンハーゲンの動物園で２月９日、近親交配を防ぐ目的などで２歳の雄のキリン「マリウス」が殺処分され、解体する様子が一般公開された。米ＣＮＮが伝えた。

　マリウスをめぐっては、インターネット上で助命嘆願運動が行われ、約２万７０００人の署名が集まっていた。動物園では同様の目的で、年間２０～３０頭の動物が殺処分されており、マリウスの肉はライオンの餌になったという。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ　（動画））