日蓮宗系の尼僧、鈴木日宣(すずき・にっせん)さん=2013年11月28日、千葉県内(瀧誠四郎撮影)【拡大】
天照大神は孫のニニギの命(みこと)に三種の神器をお渡しになり「稲穂が豊かに実る美しい国がこの雲の下にある。お前がその国を治めなさい」とお命じになりました。ニニギの命は地上に降り(天孫降臨(てんそんこうりん))、長い年月をかけて九州一帯を治めました。しかしまだ日本全体が治められていたわけではありません。ニニギの命のひ孫の代になり「この国の人々が安心して豊かに暮らせるようにするためには日本の中心である美しい大和の国(奈良)に都を置くことがよい」とお考えになり、大変なご苦労をされて九州から大和の国に遷(うつ)られました。そして紀元前660年、太陽暦の2月11日に「この国は神々から授かったものである。その御徳(みとく)に応え私たちも正しい道を歩もう。天の下に住むすべての者が大家族のように仲良く暮らせる国にしていこうではないか」と日本を建国し初代天皇となられました。それが神武天皇です。
正しい道を弘め大家族のように仲良く暮らせる国に-。世界中どこを見てもこのような素晴らしい理想を持って建国された国などありません。125代続く天皇には代々、平和を愛する神々の御心(みこころ)が受け継がれており、国民はその崇高な御心を持つ天皇を尊んできました。神代より日本人は平和を愛する心を持った民族なのです。