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ダイオウイカ続々 水温低下原因か 日本海沿岸の広範囲で水揚げ (2/3ページ)

2014.2.14 10:20

1月21日に鳥取県岩美郡岩美町で水揚げされたダイオウイカ=2014年(共同)

1月21日に鳥取県岩美郡岩美町で水揚げされたダイオウイカ=2014年(共同)【拡大】

  • ダイオウイカが水揚げされた場所=2014年1月、※新潟県柏崎市は足だけが漂着

 佐渡で水揚げしたのは2回とも漁師の後藤繁紀さん(44)。「15年ほど漁をしているが、ダイオウイカを見たのは初めて。(1回目は)赤紫色の巨体が悠々と網の中を泳いでいた。その1カ月後にまた出合うなんて。何かの前兆ではないか」と驚いた様子で話す。

 季節風で海岸に?

 国立科学博物館のコレクションディレクターで水産学博士の窪寺恒己氏(62)によると、ダイオウイカは水深600メートル、水温6~10度ほどの深海に生息し、小笠原諸島沖など温帯海域を好む。ただ、何らかの理由で対馬海峡を越え日本海に迷い込むことがあるという。

 日本海には、水深300メートル以深に「日本海固有水」と呼ばれる0~1度ほどの冷たい水の層があるため、水深200メートル付近に上がれば生息できるとみられる。しかし、気象庁によると、例年の1月なら水深200メートルで7度前後なのに、今年は4度前後まで低下した。

 窪寺氏は、冷たい水で弱り、海面近くの温かい水を求めてさらに上がったものの安定した浮力を保てず、季節風で海岸近くに流されたのではないかとの見方を示す。

巨大深海ザメも揚げた

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