謎の生態
ダイオウイカは巨大な胴体と触腕が長いのが特徴で、これまでに確認された中では1966年に大西洋バハマ沖で発見された約14メートルが最大。生態は謎に包まれ、産卵場所や寿命などライフサイクルは解明されていない。2002年には西伊豆沖で、ダイバーが世界で初めてダイオウイカの赤ちゃん(約2センチ)の撮影に成功したが、卵の発見例はないという。
今後の研究に役立てるため、今回水揚げされた個体の一部は冷凍保存されている。窪寺氏は「そもそもダイオウイカは生息数が少ない貴重な生き物。あらゆる手掛かりから、深海でのライフサイクルを解き明かしたい」と話す。
≪巨大深海ザメも揚げた≫
新潟県佐渡市沖の定置網に2月13日朝、体長約4メートルの巨大ザメが掛かっているのが見つかった。タレントで東京海洋大客員准教授の「さかなクン」に県が写真を送って照会し、深海に生息する「カグラザメ」と判明した。
県によると、カグラザメは太平洋などに分布し、日本海で取れる魚の目録には載っていない。県は重さを測定できなかったが、400キロを超えるとみられる。ダイオウイカを今年2回水揚げした漁師の後藤繁紀さんの網に掛かった。地元では「後藤さんがまた巨大生物を揚げた」と驚きの声が上がっている。(SANKEI EXPRESS (動画))