2月19日SP最終滑走
ソチ冬季五輪の注目のフィギュアスケート女子は、2月19日午後7時(日本時間20日午前0時)から行われるショートプログラム(SP)で戦いの火ぶたが切られる。前回のバンクーバー冬季五輪で悔し涙の銀メダルだった浅田真央(まお、23)=中京大=は、(2月)17日に行われた滑走順抽選の結果、5組で最終滑走の30番目の演技となった。今大会を競技人生の集大成と位置付ける浅田は、自身の代名詞であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ、3A)をフリーで2度挑まず、SP、フリーとも1度ずつとする一方、女子では初となる全6種類の3回転ジャンプを跳び金メダルを狙う。
浅田は出場30選手で最後の滑走に「頑張ります」と笑顔を浮かべた。鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=は4組の24番、村上佳菜子(19)=中京大=も4組の20番となった。五輪2連覇を目指す金妍児(キム・ヨナ、23)=韓国=は今季のグランプリシリーズ欠場などで世界ランキングが低いため、3組の17番と早めの登場。団体優勝に貢献した地元ロシアの15歳、ユリア・リプニツカヤは浅田と同じ5組で25番となった。