米国の自動車出荷額の推移=1992年~2013年、※データ:米国勢調査局【拡大】
「light truck」とは
米国はクルマを「オートモービル(automobile)」と「ライト・トラック(light truck)」に分け、それぞれ2・5%、25%の関税率を適用している。日経はこのライト・トラックを「トラック」と言い換えている。大間違いである。
米国で言うトラックは、ライト(軽量)とヘビー(重量)に区分けされている。ライト・トラックはピックアップ・トラックのように荷台つきの小型トラックを指すばかりではない。4輪駆動などスポーツ用多目的車(SUV)を含めており、サイズも大きい。SUVこそが、米国人の好むクルマであり、ビッグスリーの主力収益源である。
各社別のモデルで言えば、ジープ・グランドチェロキー、フォード・エクスペディションが代表的だが、日本のトヨタ・ランドクルーザー、英国のランドローバー・レンジローバー、ドイツンのベンツGLクラスなどがある。これらの形をみれば、荷台はなく、トラックではなく、乗用車の部類に入ると誰もが思うだろう。