ソ連崩壊とともに弱体化
かつて旧ソ連のアイスホッケー男子は格段の強さを誇った。五輪では、初優勝した1956年のコルティナダンペッツォ大会からソ連崩壊の翌年にEUNとして参加した92年のアルベールビル大会までの10大会で、開催国の米国が優勝した60年と80年の2大会を除く8大会で金メダルに輝いた。さらに76年からソ連が崩壊する91年までは、国内の強豪クラブが単独チームとして毎年交代で北米に遠征。NHLの名門チームと対戦し、16年間で55勝33敗10分け(勝率6割2分5厘)という戦績を残し、トッププロを相手にしても世界最強であることを証明した。
しかし、ソ連崩壊とともに練習環境が劣化。ステート・アマとして保証されていた選手特権もなくなり、多くの優秀な選手・指導者が海外に流出し、一気に弱体化した。ロシアになってからは、98年長野大会で銀メダル、02年ソルトレークシティー大会で銅メダルを獲得した以外はメダルを逸し、今回で3大会連続のメダルなしとなった。
オベチキンは「何かが足りない。変化が必要だ」と危機感を募らせた。(SANKEI EXPRESS (動画))