2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google【拡大】
多彩な顔ぶれだった。スノーボード男子ハーフパイプの15歳、平野歩夢(あゆむ、バートン)は冬の日本人最年少で表彰台に立ち、ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(41)=土屋ホーム=は最年長メダリストとなった。大ベテランは20代の若手を率い、団体でも銅メダルに導いた。結婚、出産を経て復帰したカーリング女子、北海道銀行の小笠原歩(35)は下馬評を上回る奮闘を見せ、「母親でもできると認めてほしい」という思いを示した。
活躍の場が広がった。2006年、10年のメダルは全てスケートだった。ソチではスキーが7個と巻き返した。新種目のフリースタイルスキー女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した小野塚彩那(あやな、25)=石打丸山ク=は「興味を持ってもらえたかな」と話した。
創意工夫と努力重ね
涙もあった。フィギュアスケート女子の浅田真央(23)=中京大。日本中が目を覆ったショートプログラムの失敗から一転、圧巻のフリーを見せた。「最高の演技ができた」との言葉に誰もがうなずいた。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(17)=クラレ=は無念の4位に終わったが、小さな背中に期待を背負い、夜空に舞った姿は立派だった。