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【Q&A】公共工事「入札不調」 工期遅れ市民生活に影響も (2/2ページ)

2014.2.26 11:10

建設業の就業者数と建設投資=2014年2月25日現在、※2013年度は国土交通省の推計

建設業の就業者数と建設投資=2014年2月25日現在、※2013年度は国土交通省の推計【拡大】

 Q 働く人を増やせないのでしょうか

 A コンクリートを流し込む枠をつくる型枠工は一人前になるまで10年かかるといわれ、建設作業員の中でも技能労働者の人材育成には時間がかかります。建設業界としては、国や自治体が今後も安定して公共事業を発注する見通しがなければ、採用を増やすことに慎重にならざるを得ないようです。

 Q 政府の対応は

 A 業者が落札しやすい予定価格の設定につなげようと、公共工事の人件費の目安とする「労務単価」を2013年度に2回引き上げました。業者に待遇改善を促し、若者の就業を増やす狙いです。

 政府は短期的な人手不足を補おうと、ベトナムなどアジア諸国からの技能実習生の受け入れを拡大する方向で検討しています。ただ、外国人を低賃金で使う企業が増えることで、国内の賃金水準が抑えられるといった不安の声もあります。(SANKEI EXPRESS (動画))

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