「その当時、期待に応えられなかった自分たちも悪いが、どうしたらいいのか、その時はわかっていなかった」と、ギターでソングライターの柳沢は以前語ってくれた。
人とのつながり
2年前の作品完成時、連絡を受けた私はメンバーと喫茶店で落ち合った。自分たちでCDを発注して、紙資料を作って関係者に手渡ししているので受け取ってほしい、とのことだった。今作は付き合いのあるライブハウススタッフから声がかかり、彼らのために新たにレーベルが立ち上げられ、リリースに至った。
「メンバー同士を信じて苦しい時期を乗り越えた。今は一人ではなく、歌うべき対象の『あなた』がいて、音楽やバンドを楽しむことが実感できている。活動を続けられたのは、自分たちを愛してくれ、自分たちも大好きな人たちがいてくれたから」