ロマネ・コンティは「転売でなく飲むことが目的の人」(担当者)に顧客を限定し、飲んだ後のボトル破砕も求める。転売が発覚した人物は顧客リストから抹消する。
効果は出ているというポンソ氏だが表情はさえない。「物事がおかしくなったのは1980年代に米国を中心に『ワイン批評家』という連中が出てきてから。それ以前はどんなに希少でもせいぜい数百ユーロだった」と収集や投機目的で取引される現状を嘆いた。
「私にとってワインは自分の娘。手元を離れる時は幸せに飲まれてくれよと願う。高く売れればいいというものではない」(共同/SANKEI EXPRESS (動画))