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パキスタン和平交渉 早くも頓挫の危機 (2/4ページ)

2014.2.28 08:10

  • パキスタン北西部の部族地域、北ワジリスタン地区

 パキスタン政府とタリバン運動の和平交渉が始まったのは今月(2月)6日。しかし、タリバン運動はその後も各地でテロを行い、とりわけ(2月)16日にアフガン国境に近い部族地域で拉致した兵士23人を政府の攻撃に対する報復として、処刑したことが政府・軍を激怒させた。

 翌(2月)17日、政府は和平交渉を中止し、(2月)20日から25日までの6日間で4回にわたり、部族地域のワジリスタン地区などを戦闘機や武装ヘリコプターで空爆し100人以上を殺害した。(2月)24日には、懸賞金がかけられていたタリバン運動の幹部を含む4人が何者かに射殺された。

 シャリフ政権はタリバン運動への対話の窓口はまだ開いているとの立場を繰り返し表明している。しかし、アジズ首相顧問は「国家の秩序を確立し、平和を取り戻すのが最終的な目標だ」と述べ、対話路線を放棄したわけではないと強調しつつ、今後の対応として限定的な空爆か、全面的な軍事作戦かの選択肢を関係者と協議したと明らかにしタリバン運動を牽制(けんせい)した。

ナワズ・シャリフ首相 対話姿勢だけでは、事態を打開できない

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