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「羽生・浅田モデル」でモノ作り復活目指せ (2/4ページ)

2014.3.5 11:20

ソチ冬季五輪で世界を感動させた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手(左)と浅田真央(まお)選手の演技=2014年2月14日、ロシア・ソチのアイスベルク・スケーティング・パレス(古厩正樹撮影)

ソチ冬季五輪で世界を感動させた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手(左)と浅田真央(まお)選手の演技=2014年2月14日、ロシア・ソチのアイスベルク・スケーティング・パレス(古厩正樹撮影)【拡大】

 最近の超ド級の「世界初」業績は、京都大の山中伸弥(しんや)教授による、iPS細胞(人工多能性幹細胞)であることは論をまたない。世界を驚愕(きょうがく)させた理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらのチームによる万能細胞「STAP(スタップ)細胞」については、論文に疑念が指摘されており、その学術的真価は関係機関の調査結果を待つしかない。が、彼女の「世界初」への奮闘が広く関係者から称賛されていることは心強い。

 最もホットな世界初は何と言っても、ソチ冬季五輪の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)、浅田真央(まお)の両フィギュアスケート選手である。羽生選手は、4回転ジャンプにこだわり金メダルを手にした。その後の彼のコメントがすばらしい。今後は世界に先駆けて「4回転半」に挑戦するというのだ。

 浅田選手も、転倒や減点のリスクの方が成功の確率より高いのに、現在の女子選手では彼女にしかできない「トリプルアクセル(3回転半)」にこだわり続け、ショート・プログラムでの大失敗を乗り越えてフリーで成功させ、世界を感動させた。「世界初」には国境や人種を超えて訴えるものがあることを、彼女は無意識のうちに感知しているに違いない。だからこそ失敗の代償よりも、挑戦による満足を彼女は選んだのだ。

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