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「羽生・浅田モデル」でモノ作り復活目指せ (4/4ページ)

2014.3.5 11:20

ソチ冬季五輪で世界を感動させた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手(左)と浅田真央(まお)選手の演技=2014年2月14日、ロシア・ソチのアイスベルク・スケーティング・パレス(古厩正樹撮影)

ソチ冬季五輪で世界を感動させた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手(左)と浅田真央(まお)選手の演技=2014年2月14日、ロシア・ソチのアイスベルク・スケーティング・パレス(古厩正樹撮影)【拡大】

 気になるのは大企業のビジネス文化である。ソニーもその例だが、株主利益を最重視する米国型グローバリズムの波に押され、収益性が低いとさっさと切り捨て、新規事業分野にはM&Aで手っ取り早く進出しようとする。自社の人材や蓄積された技術を信頼して世界初の技術や製品を生み出す情熱と哲学がうせているとすれば、日本の強みは発揮されない。短期的な利益追求では、失敗するリスクの高い世界初と取り組む社内文化が生まれないことは、往年の名経営者たちが一様に意識し、自戒してきた。

 民間も政府も「羽生・浅田型スピリット」を日本型成長モデルととらえて、成長戦略を再構築すべきではないか。(産経新聞特別記者・編集委員 田村秀男/SANKEI EXPRESS

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