世界では、いまだに貧困や飢餓、自然災害で苦しんでいる人々が大勢いる。これらの問題解決の為には国際協力が大切だと言われているが、その重要性がいくら叫ばれてもどこか他人事のように感じる方も多いのではないだろうか。
しかし、想像してほしい。苦しんでいる人々の中に、自分の子供、父母や兄弟、愛する人がいたとしたら。2日に1度しか食事ができず、いつも空腹感と不安を抱いている…。読み書きのできる家族がいないため、だまされて偽りの契約書にサインしてしまった…。10歳の子供は貧しさの為に学校に行くことができない…。
もしこのようなことが身近で起きたら、あなたは愛する人をその状況から救い出すためにできる限りのことをしたいと思うのではないだろうか。貧困の中で苦悩する人々を単なる情報としてではなく身近な存在として捉え、「自分だったらどうだろう」と問うてみてほしい。
東日本大震災は、まさに他人事ではなく身近な問題として突如日本に襲いかかってきた。途上国で起きているような問題を日本にもたらしたのだ。
ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、開発途上国での活動経験を生かして、被災した方々にまず食糧や生活物資を届けた。仮設住宅への入居者のための生活物資支援やコミュニティー形成支援、生計回復のための漁業支援も行った。また、子供たちが安心して遊べる場所(チャイルド・フレンドリー・スペース)を設置。生活が困窮している家庭の子供たちには現在も奨学金支援を続ける。