米フェイスブック、マーク・ザッカーバーグCEO【拡大】
米ボーイングの主力大型機777より少し短い全長50メートルの主翼を持ち、全面に太陽電池を搭載。20キロ上空を一度も着陸することなく最長5年間も飛行できる。FBはこの無人機1万1000機を発注。まずはアフリカ大陸の上空にネット接続網を構築する計画だという。
グーグルは気球で
すでにFBはメッセージを無料でやりとりできるアプリを開発した米ワッツアップを190億ドル(約1兆9400億円)もの巨費で買収することで合意している。この買収も、より多くの人をネットを介して「つなげる」のが目的だ。
米グーグルも、20キロ上空に浮かぶ大型気球を介して無線でネット接続を可能にする「プロジェクト・ルーン」計画を進めており、昨年(2013年)6月にニュージーランドで30機を飛ばして実験を行った。
「世界にネットを普及させる上での主な障害は接続問題ではない。世界の80%の人々は無線環境下にあり解決できる。より重要なことは金融、健康、教育といった情報にアクセスできるようにすることだ」