米フェイスブック、マーク・ザッカーバーグCEO【拡大】
世界最大の交流サイト、米フェイスブック(FB)が、無人機メーカー、米タイタン・エアロスペースを6000万ドル(約61億円)で買収する交渉を進めていることが分かった。
タイタンが開発中の上空20キロを5年間飛び続けることができるソーラー式無人機から無線電波を地上に送り、インターネットに接続できるようにするのが狙いだ。ライバルの米グーグルも気球を利用した同様の計画を進めている。
途上国などネットを利用できない未開拓地域の約50億人に対し空から接続網を提供。ネットの普及に貢献すると同時に、自らの顧客となる利用者の爆発的な増大につなげる戦略だ。
買収交渉は、米IT系ニュースサイトのテッククランチが3月3日に関係筋の情報として伝えたのを皮切りに、AP通信やロイター通信、米経済専門テレビ局CNBCなどの大手メディアが5日までに一斉に報じた。