遭難信号出さず
乗客の国籍は15カ国・地域にわたり、中国人と台湾人が計154人を占める370便は8日午前0時41分(日本時間8日午前1時41分)にクアラルンプール国際空港を離陸。機長は飛行総時間1万8365時間のベテランで、午前1時すぎに「これからマレーシアからベトナムの空域に入る」とホーチミンの航空管制に通告し、ベトナム側も確認した。これは通常の作業で異常のサインはなかったという。370便が消息を絶ったのはこの通信の直後で、1時30分には航空管制のレーダーから機影が消えた。
機体の捜索は、マレーシアのほか、米国や中国、シンガポール、タイの空海軍などが艦船40隻と航空機22機を投入して実施。ベトナムも捜索活動を行っているが、2日経っても手がかりは得られていない。