折り紙からインスピレーション
そんな彼が今回手掛けたのは、世界59カ国で260店舗を展開するデンマーク発のインテリアショップ「BoConcept(ボーコンセプト)」とコラボレーションをした新作だ。日本伝統工芸の折り紙からインスピレーションを受けた家具や雑貨など、全12アイテムを発表。クッションには、片側には折り紙の動物が、反対側には折り紙の展開図が描かれている。
「折り紙は二次元の紙を折り三次元の立体を作り出します。その二次元と三次元の状態を1つのプロダクトで表現しました」
ユニークで遊び心のある商品が満載だ。
02年にデザインオフィス「nendo(ねんど)」を立ち上げた。
「粘土のように柔軟な発想で自由に、という意味で名前を付けました」
もらったらうれしいもの探す
始めから仕事の依頼が順調にきたわけではなかった。転機となったのは、イタリアデザイン界の重鎮ジュリオ・カッペリーニ氏との出会い。半年間、ミラノに月1で通い、70もの椅子のアイデアを彼に出し続け、ようやく仕事を射止めた。その時、物作りで大切なことを学んだ。