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【TVスクエア】50周年「歌を純粋に聴いてほしい」 フジテレビ系「MUSIC FAIR」 (2/2ページ)

2014.3.14 12:15

 「出会う力を大切に」

 音楽との出会いは、小学生。最初に自分で買ったレコードは「走れコウタロー」(ソルティー・シュガー)、両親が買ってくれたのは「赤い風船」(浅田美代子)だった。やがて、岩手県出身の地元のフォークグループ、NSPに夢中になる。

 「『ぼくの夏休み』という歌の中に“マークツー”という歌詞があって、よしだたくろうさんにつながり、その中の“さよならが言えないで どこまでも歩いたね”という歌詞にガツンときて、そして、はっぴいえんどを知り…」

 熱い語りが続く。その後強く影響を受けた音楽家は、天野滋さん、忌野清志郎さん、大瀧詠一さん…今は亡き人たち。多くの薫陶は、きくちさんの心の中に生きている。

 「番組を作る上でも出会う力は大切にしている。出会うべき人には出会っていると思う」。それが、未知のアーティストを発掘する「見抜く力」として、名物プロデューサーといわれるゆえんだろう。

 「新聞社に入りたかった」というほどの活字人間。「本来ならiPodだろう」とからかわれるほど、電車の中では常に本を読んでいる。ちなみに、人生訓は「棚からぼたもち」とか。自由な発想、豊かな想像力…天才的な“音楽の職人”が、そこにいた。(文:松本明子/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS

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