新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」(刺激惹起性多能性獲得細胞)の論文で疑義が呈された画像について、スクリーンを用いて調査結果を発表する石井俊輔調査委員長(手前)=2014年3月14日、東京都中央区八丁堀(宮川浩和撮影)【拡大】
1月28日に行われた理研によるSTAP細胞作製の発表は、ノーベル賞の対象となった多能性幹細胞「iPS細胞」を多分に意識し、「動物発生の常識を覆す」とうたう大がかりなものだった。一方、論文の筆頭著者の小保方氏が30歳の女性であることに焦点を当てた報道も過熱した。科学と社会の問題に詳しい榎木英介近畿大講師は「発表側が必死に売り込もうとして、前のめりの広報になったのではないか」と話す。
そもそも画像の流用など、論文としてありえないもので、なぜこのような論文が許されたのか。理研が身内に甘く、チェック機能が働いていなかったと指摘されても仕方あるまい。
理研関係者によると、最近の小保方氏は「研究ができるような精神状態ではなく、特に今週はじめから状態がよくない」という。(SANKEI EXPRESS)