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【クリミア併合】「強い指導者」 露経済打撃の代償も (4/4ページ)

2014.3.19 09:40

  • ウクライナ海軍、ロシア海軍黒海艦隊(司令部ウクライナ・クリミア自治共和国と特別市セバストポリ)。※「ミリタリー・バランス」2014年版などから。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。
  • ウクライナ・クリミア自治共和国と特別市セバストポリ。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。

 今回の制裁措置について、菅義偉(すが・よしひで)官房長官は18日の記者会見で「(第2次)安倍晋三政権発足以来、構築された日露関係に基づき、問題解決に向けしかるべき役割を果たしたい」と述べ、安倍首相とプーチン大統領との良好な関係や、北方領土交渉などに配慮したことをにじませた。

 政府は日露の外交日程を原則変えない方針だ。経済産業省と露経済発展省が19日に主催する「日露投資フォーラム」は、茂木(もてぎ)敏充経産相が「国会日程」を理由に欠席するものの、他の政府関係者は予定通り出席する。岸田氏が4月下旬に訪露しラブロフ外相と会談する日程や、秋のプーチン大統領の来日も「現時点で判断しない」(岸田氏)と様子見の構えだ。

 ただ、外務省幹部は「ロシア軍がクリミア半島を飛び出し、ウクライナ東部に進出する事態となれば、より強い制裁を検討せざるを得ない」と指摘する。また、及び腰の日本に対し欧米が批判を強める可能性もある。(SANKEI EXPRESS

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