スラブチチの副司令官は23日、産経新聞の電話取材に、「ウクライナ兵として最後まで抵抗したことは誇りに感じているが、ウクライナ軍の参謀本部からの情報が遮断され、中央から最後まで明確な指令が届かなかった」と打ち明けた。
ロシア国防省はウクライナ兵に3つの選択肢を提示した。(1)露軍への移籍(2)クリミアに残るが兵士を辞めることを宣言(3)ウクライナ軍に引き続き忠誠を誓うが半島外に強制的に移動させられる-がそれだ。
「犯罪人か反逆者か」
セルゲイ・ショイグ露国防相(58)は、これまでにクリミアのウクライナ軍の72部隊がすでに露軍移籍を認め、約1万8000人のウクライナ将校のうち移籍を拒んでいるのは2000人弱にとどまると語った。
武装解除された兵士は自宅に帰り、自らの選択を考慮している最中という。地元メディアの取材に対し、ある兵士は「私たちはロシアの法律で裁かれ、戦争犯罪人になるか、ウクライナの法律で国家への反逆者になるしかない」と嘆いた。(シンフェロポリ=ウクライナ南部 佐々木正明/SANKEI EXPRESS)