≪「露大統領、終わりの始まり」≫
ウクライナのティモシェンコ元首相は、ウクライナのテレビとのインタビューで、ロシアのプーチン大統領の現在の最大の目的は「世界秩序を変え再編することだ。ウクライナは最初の重要な一歩だ」と述べた。ウクライナの通信社UNIANが報じた。
元首相はプーチン氏が軍事介入に踏み切ったのは「ウクライナを政治的に獲得できなかったためだ」と強調した。一方、ロシアは軍事介入で当初、ウクライナ全土を掌握するため「首都キエフまで戦車を送る電撃作戦」を練っていたが、ウクライナが挑発に乗らなかったため「計画が崩れた」と語った。
電撃作戦が成功しなかったことは「プーチンにとって終わりの始まりになる」とも強調した。(共同/SANKEI EXPRESS)