「日本の社会は、まだそこまで成熟していませんね。自閉症の人がかわいそうだから支援するのではなくて、特性に合わせて、お付き合いをすることで、暮らしやすくなるというふうにとらえられればいいのかなって思っています」
《東ちづる「イベント通し楽しく多様性広めたい」》
毎週水曜日、私、東ちづるが理事長を務める一般社団法人「Get in touch」が、「まぜこぜエクスプレス(EX)」として、このページを担当してまいります。
私たちは、“まぜこぜの社会”を目指して活動しています。まぜこぜとは、「ダイバーシティ(多様性)」を表しています。この言葉や「みんな違ってみんないい」という考え方は浸透しつつありますが、実際にはまだまだ厳しい現実があります。例えば、東日本大震災の避難所で、自閉症といった特性のある人や、目や耳の不自由な人、車いすの人、セクシュアルマイノリティーの人など、普段から生きづらさを抱えている人が、追いやられたり遠慮しなければならなかったりするということがありました。社会が不安に陥った時、ますます追い詰められてしまう人がいる。そんなのはおかしい。けれども、「正しい知識を」とか「理解してください」と言うだけでは、関心のない人にはなかなか届かないというジレンマがありました。