【大相撲】第71代横綱となった鶴竜力三郎(かくりゅうりきぶろう、井筒部屋)のプロフィル=2014年3月26日【拡大】
モンゴルから駆けつけた、父、マンガラジャラブさん、母、オユントゥグスさんは感激の面持ちで息子の晴れ舞台を見守り、鶴竜の頬にキス。「本当に幸せだ」と声をそろえた。鶴竜も「いい親孝行ができた」と感慨深げだった。
15歳だった01年4月、大相撲関係者に力士を志す手紙を出したのが全ての始まりだった。文面に「立派な力士になるように精いっぱい稽古に励みます」などと書かれていた。鶴竜は「あの手紙で自分の相撲人生がスタートした。言葉通りの力士になれたのかな」と当時を懐かしむ。
師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は「よくここまで来たな。誠実な性格で、こつこつと努力してきたからな」と視線を遠くにやった。朝から強い雨の降る悪天候とは対照的に、晴れ舞台は温かくほのぼのとした空気に包まれた。
土俵入りは朝青龍以来の雲竜型に決定。27日に新しい綱を作る「綱打ち」が行われ、貴乃花親方(元横綱)の指導で土俵入りを稽古。28日に明治神宮で土俵入りを奉納する。(SANKEI EXPRESS)