店頭では、ばら売りもしているので、コロッケ、皮パン各2個と飲み物を購入して再び砂浜に戻った。値段も量も控えめで、老夫婦のランチにはちょうどいいというか…。小さな石段に座り、海を見ながらコロッケパンにかじりつくと、頭頂部に突如、祭りのうちわであおがれたような一陣の風。隣で「きゃっ」と声があがる。
何と背後からトンビが妻のコロッケパンをかすめ取っていった。恐るべき早業。由比ガ浜だったら上空への警戒も怠らないのだが、アウェーの小トリップで少々、気が緩んでしまったようだ。(編集委員 宮田一雄/SANKEI EXPRESS)